福岡市早良区役所前にあるレンタルギャラリー「ARTQUVE(アートキューブ)」地下鉄藤崎駅降りてすぐ!!

Exhibition

平川雄一朗写真展「SENSATION LIGHT」

平川雄一朗写真展「SENSATION LIGHT」

11/1(Sat)~ 11/16(Sun)
※16日は作家在廊、クロージングパーティを行います。
大宮のGallery & 直方焼きそば やすむら(7/23~9/20)』、警固のgalery LUMO(9/30~10/12)』に続く、平川雄一郎写真展『SENSATION LIGHT』最終展示会。

朝起きて天気がいいほうが良い。少し曇りでも明るい空なら善い日になりそうだ。

サンルームで毎朝買ってきた花を撮っていた。ある日赤いバラが見事に撮れて

花を撮るのはやめてしまった。

仕事場のちかくに喫茶店がある。人気の店で仕事でも何度か行っている。

ある仕事で自分が時間をまちがい1時間はやくついた。時間までコーヒーを飲んで待った。

壁にかけてある絵が気になって写真を撮った。

とおもったら、気になったのは絵ではなくそれをかけた人らしい。

出張で知らない町を早朝歩く。みたことのないビル。交差点。

横断歩道のまんなかで立ち止まってしまった。

ビル壁にカメラをむける。

僕にだけ美しいのだろうか。 ほかの皆にも美しいのだろうか。 世界は。

いつも 光に 感謝している。


SENSATION LIGHT

 

平川雄一朗写真展「SENSATION LIGHT」

 家の近くの角をまがるように、この角をまがれたらいいのに。家からそう離れていないよく知らない場所でちょっと道に迷った時に思うような、小さなつまずきが繰り返しくりかえしやってくる自分の毎日の中で、こけるまえに蹴つまずく小石を越えるための杖のように、写真はこの15年間以上のながいあいだ私にとって、支えであり指針でした。今も。

 たとえば、2回めの展示を終えてとても疲れていた事を知らずに過ごしていた私は仕事で詰まっていく毎日の中、誰にも自分も気付かずに 少し 参りました。思っていたことがおもいどうりにできないと気付いた時にじわりとあわてましたが、同時に思い道理にいかないことを楽しめる自分にも気付いたので終いには『それがおもしろいんだよね。写真みたいに。』 と独り納得しているのです。

 写真は「知ってる/知らない」ゲームのようです。よく知ってるものがよく知ってる形で写っていて、『これ知ってる。いいよねー。』 場合と、知らないものが知ってるもののように写ってる、『すごい。これ○○みたい。/知らない、けどいいよね。』 知ってるものが知らない形で写ってる『何か分からなかった。あれね。こう写るんだ。』 そして、知らないものが知らないように写ってる。
 『何が写ってるのかよく分からないけど/知らない所、ものが写っているけど/多分本当だと思う。気になる。』

 順番に書きましたがこれは写真表現難易度の話ではありません。4つ全部4パターン全部を要素としてもつ平面芸術を写真だとして、この魅力に取り憑かれぱなしの説明をしたかったのです。

 10月は写真展を市内でたくさん見に行きました。10年前とくらべて新しい価値を打ち立て写真を発表している人達がたくさんいました。もっと増えればいいと思ってます。写真展会場は不思議な場所で、写真を見ている人がみんな信号を出しているようにみえます。携帯電話がアンテナを探しているような。自分の写真展でなくてもそんな人を見ると声をかけたくなります。
「その写真の魅力的なところはですね....」と。少々怪しいですね。
 ただ、写真を間に置いた 云わなくても思っている以上に伝わり合える という感覚は今の社会で一番必要とされているコミュニケーション能力の獲得のためにも効果大なのでは。 

 撮っていると自分の気持ちはどこまで他人と重なるだろうと思います。
それは一致を目標としない事に最近気がつきました。
自分のために全てはじめて出逢うように願わくば、それがひろがりますように。

        

GO Psychedelic!


2008,10,26 自宅にて
平川 雄一朗

 

■アーティストプロフィール
1970年福岡市生まれ。
学生時代の部活がきっかけで、独学で写真を学ぶ。
31の時に会社を辞め、カメラマンに。
出版社の契約カメラマンの後、2004年よりフリーランス。
現在はフリーカメラマンユニット『CROSS studio』所属。